元禄
割箸の4つの角(面)を削って滑らかにし、割れ目に溝をつけて割りやすくしたお箸です。
由来
元禄時代に幕府が財政窮乏のため、時の勘定奉行荻原重秀は、老中柳沢吉保の意向を受けて、金の含有量を減らして貨幣を改悪したあと言われています。その金の含有量を減らした小判が元禄小判と呼ばれ、後世まで悪名が残ったと言われています。
割箸の元禄は4つの角(面)を取って小判型にし、更に割れ目に溝をつけて木の分量を減らしたことから、元禄割箸と呼ばれるようになったわけです。
実際の元禄型割箸は加工工程も増え、手間がかかりながらも割り易い実用的なお箸です。
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